■喘息とは
午後11時、早朝4時~5時に咳や痰の増加、胸のつっかえた感じがあれば喘息です。
ゼーゼー・ヒューヒューが出ていなくても、喘息の症状です。
お腹を押させて、口を開けて、深く息が吐けないようなら
(呼気ができない)なら喘息です。
子どものころに一度でも喘息といわれた人や
季節の変わり目に風邪を引くという人は、現在も喘息の状態であることが
ほとんどです。
東京都では喘息の治療費が無料(今年まで)だったこともあり、成人8万人
子供1万6千人が治療中です。
また台風が台湾・沖縄に接近するころから喘息の症状が悪化します。
夜や朝方に咳・痰・のどのつまった感じが出てきたら「喘息」の症状です。
PM2.5の数値が上昇すればするほど喘息が起こりやすくなります。
口をあけて深く息が吐けないなら必要なのは、風邪薬や抗生剤ではなく
吸入ステロイドです。軽いうちにおさえましょう。
自宅で吸入ステロイドを朝・夕から夕1回吸入するだけです。
■吸入ステロイドについて
内科において、喘息で下記の吸入ステロイドを使用中の方
吸入のテクニックや、外来へいかないために悪化時の対処法を指導します。
■パルミコート
■フルタイド・アドエア
■シムビコート
■フルティフォーム
■オルベスコ・レルベア
■シングレア
■ユニフィル・ユニコン
■テオドール
■ホクナリンテープ
■サルタノール・メプチン
■ステロイド剤
口呼吸には抗アレルギー剤と点鼻薬(粘膜収縮剤ではなくステロイド剤)鼻処置・ネプライザー、深く息がはけない場合は「ぜん息」なので吸入ステロイドで気管支の慢性炎症(腫れ)を抑え続けます。
イギリスでは、800万人、うち重症喘息 40万人。日本でも推定800万人以上
入院すれば、小児でも点滴でステロイドが投与されます。
■深呼吸のまほう
ヨガも太極拳も深呼吸も呼吸のリハビリです。
その前に、肺を正常な状態に治療すべきです。
■中耳炎 急性中耳炎と滲出性中耳炎
できるだけ、乳児期の早期に発見し、治療することにより、長引くことを防ぎます。チュ-ビングにならないようにできるだけ早く、鼓膜切開で滲出液がない状態を目指します。鼻の治療がセットになります。
■乳幼児 副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎
鼻の中がせまく、ウイルスなどの感染症であろうが、花粉症や黄砂、温度変化などにより粘膜がはれるだけで、つまってしまって、鼻水が貯まった状態になり、炎症が持続します。
鼻水止め、や アレルギー剤、鼻水を排出しやすくするといわれているクラリスロマイシンを飲んでいるだけでは まず、いい状態にはなりません。細い管で鼻の奥まで掃除(吸引)をすることが必要です。
出口がふさがれているからです。貯まっている分泌物の中に含まれているアレルギー物質や細菌などを除去することにより早く粘膜のはれがひきます。
■予防接種
乳幼児の定期予防接種
すべて 診察時間内いつでもできます 3種類ぐらいまでなら同時接種も可能です。 (2、3日前に電話でご連絡ください)
MR・ヒブ・肺炎球菌(プレベナー13)・4種混合・日本脳炎・水痘など B型肝炎・おたふく・大人用肺炎球菌・帯状疱疹(水痘)
季節インフルエンザワクチン
今年も10月15日ごろから開始します。 今年度は4種類混合型になります A (香港型・新型インフルエンザ2009) B(2種類) 3ヶ月間はピークを維持し、接種してから5ヵ月後には抗体は半分になります。
水痘(水ぼうそうワクチン予防接種)
1才・2才は無料
3才以上は大人も含め6.500円
大人の場合は帯状疱疹を予防
B型肝炎ワクチン
1回目 5,870円
2回目 4週後 4,170円
3回目 5ヶ月~6ヶ月後 4,170円
予防接種無料化は早くても来年度
しかも0才児のみ
中国・台湾・韓国・北朝鮮(国際援助で)でも95%以上接種
佐賀県では保育園で25人の集団感染も
B型急性肝炎発症 日本の若者 年間6千人
国内にウイルス陽性者 100万人(無症状)